- 痛みと苦しみ:過去の事
- 「パワフル」なフィンが本当に良いのでしょうか?
- フォースフィンはどのように働くのか?
- 推進力&フォースフィンの自然な2ストロークキック
- 自然な推進力:V−シャープ
1. 痛みと苦しみ:過去の事
 ダイビングについて人々が持つ最も多くの苦情は、今日の長く硬いフィンでキックしたために起こる足の痛みです。こむらがえり(ふくらはぎのつり)、フットポケットの端にぶつかっての爪先の痛み、足全体の疲れ…
これでダイビングは快適と言えるでしょうか?
これら痛みの主な原因は、ほとんどのフィンが足の中でも筋力のあまり無い部分を使ってのキックから大きなパワーを集中させるようにデザインされていることです。このような筋力では、大きなブレードにかかる水力のストレスに簡単に負けてしまうことになり、結果として疲れやこむらがえりが起きることになります。
しかしながら、フォースフィンにおいては、特徴的なフットポケットデザインにより足と爪先の圧力を取り除き、体の中でもっともパワフルな筋肉である「大腿四頭筋」を主に使ってブレードを動かす作用を伝えています。従って足全体でフィンを動かしていることになるため、筋肉の疲れやこむらがえりが大幅に減少することとなるのです。
2. 「パワフル」なフィンが本当に良いのでしょうか?
フィンについて最も混乱すること1つに「パワー」についての概念があります。多くのダイバーが、フィンに大きな抵抗を感じるほど進むものであると信じています。その結果、多くのフィン製造会社は、愚かなダイバーが以前よりも少ない労力でより推進力を得られると信じている長くて硬い(パワフルな?!)フィンを作っているのです。しかし、体は同意してはいないのです。
「パワー」はエネルギー消費量で測ります。より大きなパワーにはより大きなエネルギーが必要であり、より大きなエネルギーにはより大きな労力が必要です。例えば、100ワットの電球は60ワットの電球よりもパワフルです。しかし、より明るいのですが、より多くの電気と費用を使うことにもなります。
フィンにも同じことが言えます。実際の抵抗がパワーになるとダイバーは信じています。「パワフル」なフィンは迅速にあなたのエネルギー源を浪費し、実際にはダイバーが考えるよりもはるかに少ない割合の労力しか推進力には変換されていないのです。
ダイビング中にエネルギーの使用を減らす(酸素の消費を減らし潜水時間を増やす)ためには、水中を動いている間は常に、「パワフル」では無くより効率的なフィンを使用することを示唆しています。
事実、フィン自体にパワーがあるわけではありません。ダイバー自信がパワー源なのです。フォースフィンは抵抗を感じないように特別にデザインされており、効率よく作動するようにデザインされています。
3. フォースフィンはどのように働くのか?
 ダイバーがダウンキックすると、ブレード表面が最大限に開き、水を押すために足全体の筋肉が働き、最初の前方に押し出す力が起きます。
ダウンキックが終わると、ブレードは元の状態に戻るためにスナップし、ダイバーを前方に押し出し自然な2ストロークキックサイクルで上方に戻す状態にするのを助けます。元の位置に戻る間、フィンの先端は下方を向き、ブレードが上方に動かし易く水が流れ、次の力強いダウンキックのために足の準備をすることになるのです。
4. 推進力&フォースフィンの自然な2ストロークキック
ダイバーは足を後方に向けパタパタと動かすことにより前方に進むことができます。このキックはダイバーを前方に動かす推進力の複雑なコンビネーションの結果起きます。
実質的な推進力のほとんど全てはダウンキックの時に発生し、アップキックの時にはほとんど発生しません。試しにフィンを装着した場合・しない場合で、水中でアップキックのみを行うと分かります。どこにも動けません。が、ひざを曲げて足を下方に動かしてみると前方に動くのがわかるでしょう。
この推進力が均等にならない理由の1つは、人間はダウンキックの時により自然に力がはいることです。ダウンキックの際は最もパワフルな大腿部(足のもも)四頭筋を使います。アップキックの際はももの後ろにあるパワーの無い膝腱を使い、主に次のダウンキックに備えてリカバリーのセットアップをします。その結果、各足にとってパワフルなキックとリカバリーが自然に行える2ストロークキックサイクルが出来あがるのです。あたかもランニング、自転車、水泳のような継続的に運動するのと同じようにダイバーのエネルギーを節約してくれるのです。
他のほとんどのフィンがリカバリー時も硬いパワーの必要な状態であるのに対し、フォースフィンはこの2ストロークサイクルによるアドバンテージがあり、体の自然な力と調和して機能するのです。フォースフィンのフレキシブルなブレードは、パワフルなダウンキックの間に大量の水を移動させるため最大限に開きます。ダウンキックが終わると、ブレードは元の位置に戻るためにスナップし、高速で水を後方に運ぶのと同時にダイバーを前方に押し出し、次のダウンキックのために足を上方に戻す補助をします。戻している間、ブレードは下を向いており、ダイバーのエネルギーを節約するために最小限の抵抗で水を流します。(もしダイバーが、アップ・ダウン両方のキックに同じ量のエネルギーを使わなければならないなら、疲れは直ちにおとずれるでしょう。)
フォースフィンは自然な2ストロークキックサイクルで確実に推進力が得られる唯一のフィンです。このように力を分散することで、酸素消費が減少し疲労の始まりを遅らせることができます。その結果、ダイバーは長い時間キックし続けることが出来るのです。
5. 自然な推進力:V−シャープ
イソマグロやカジキのような速く泳ぐ魚を観察すると、彼れら全ての尾ビレが、
- 体に比べて小さい
- 三日月や「V」のようにシャープ
- 高いか広いが短い
 ということに気づくでしょう。
これら泳ぎつづける魚達は、効率を示す良いモデルであり、実際にハンティングするために出来ており、海中を得物を探すまで何キロも泳ぐことが可能です。対照的に、水底で餌を探す速く泳がないハタやオコゼ等はリーフやケーブ内をこそこそ泳ぎ、動きが鈍く守勢を保ちます。
自然は何を教えようとしているのでしょうか? 第一にフィンは長くある必要がありません。第二に抵抗を無くす流体力学上効果的なベストな角度は「V」又は三日月型であり、飛行機の翼や魚の尾鰭、またはフォースフィンのように相対的に広いが短いブレードなのです。
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